泥棒と闘う?それとも共存する?

二階の窓からなんとなく外を眺めていたところ、不自然なものが目に入りました。

お隣さんの勝手口の簡易屋根(波型プラスチック)が踏みぬかれたような形で割れているのです。

これはなんだろう?すごく重い猫が高いところから落ちたのかな?それとも大きな石を投げた人がいるのかな?

まあいいかと思いたかったのだけど、まあいいかで済ませてはいけないような気がして夫を呼んで一緒に見てもらいました。

「ええ!これ泥棒だよ!だってほら、その屋根からここ(我が家)の電気メーターに足掛けれるでしょ?」

よく見ると電気メーターの上が擦れてきれいになっている跡がありました。

腰を抜かしそうになっている私をよそに夫は淡々と説明を続けました。

「片足を屋根にかけて、もう片方を電気メーターにかけたら、うちのベランダに来れるんだよ」

さすが大阪だ。

当時私は大阪に嫁いで二年目だったので、ここの区域がこんなに治安が悪いと知りませんでした。

そしてよくよく夫の話を聞いてみると、この家は以前ガラスを割られて現金を盗られたことがあり、被害はうちだけではなく周囲何件かが同じように泥棒に入られたり下着泥棒に入られた家もあり大変だったそうです。

その後もバイクを盗まれ、私と結婚してからも一度バイクを盗まれ、ちりとりも盗まれ、終いには可燃ごみまでも盗まれて次の日にばらまかれていたこともありました。

私はとんでもないところに嫁いでしまったようです。

この家は夫の親の持ち家で、自分たちは田舎に帰るから管理を頼むと言われ住んでいるため引っ越しも出来ません。

もし泥棒に入られるとしたらきっとベランダからなので、私はある事をしました。

それは、テーブルの上にわざと現金を置いておくという手です。

泥棒だって家人に見つからずに仕事をしたい。こちらはサッサと出て行って欲しい。

お互いに最悪なのはもみ合いになること。

ということは、早めにお金を見つけて出て行ってもらえばいいのです。

泥棒は盗るものが見つからないとイライラし、凶暴になるそうです。

一生懸命探すくらいだったら目の前の千円札が手に入れば良いそうです。

というわけで、今夜も千円札をテーブルの上に置いてベッドに入ろうと思います。